需要と供給
公開日:
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最終更新日:2018/09/07
紹介
「需要と供給のバランス」というキーワードが言われます。
そのバランスがとれていないところに1つのビジネスチャンスがあるとも言われたりします。
よく利用する駅があります。大きな駅ではありませんが、JRと私鉄の乗り継ぎのある駅です。
近くには食べ物の店舗はあるのですが、ちゃんとしたカフェが1つしかありませんでした。
ちょっと時間が空いたときや待ち合わせをするとき、そのカフェか古ぼけたマックでしか時間をつぶせず、その2つにお客様が多いときは困っていました。
世間で騒がれた問題もあってか、半年ほど前にはそのマックさえも閉店してしまいました。当然、残った1件のカフェは、それほど目新しい店でもなく価格もそれほど安くないのにかなり繁盛していました。
電車の乗降客も多く、よく混雑する駅なのですが、この駅ではカフェで待ち合わせなどはできない駅だと皆さんあきらめているんじゃないかと個人的には感じていました。
この駅近くは、カフェができたらいいだろうなと思っていたところ、ほんの1か月ほど前、大手の某カフェチェーンが出店しました。しかも、例のマックの店舗が退店した場所にです。階段を上がって2階3階という立地です。
最初は私もその店ができたとは知りませんでした。たまたま昼食を近くの店で済ませて、さてどこに移動してお茶しようかと、フッと駅へ向かう途中に看板に気づきました。あっ、出来たんだ! 早速、入ってとても快適に過ごすことができました。
昨日まで、もうすでに10回近く利用していますが、日に日にお客様が増えて、2つ階のほとんどのイス席、ベンチ席もが1日のアイドルタイムもあまりないぐらい、いっぱいになってきています。こんなにお客さんが入るんだ!やっぱりこの駅は、ことカフェに関しては少なすぎて結構需要があるんだなと改めて確信しています。
多分、もう数店の普通のカフェ店舗ができても繁盛するだろうなと思います。
そう考えると、よく言われることでしょうが、不便を感じていることにも需要というのは発生するということでしょう。
私も、お客様がもっと家具のことについて不便に感じていらっしゃることにもっともっと耳を傾けなければいけないなと、今更ながらに感じる日々です。
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