前の騒音、後の騒音
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紹介
最近は、外国人の方の不動産の購入が増えた気がします。特に、中国人の方のマンション購入が多くなったと聞きます。
今回も店舗のイス・テーブルの話ではなく、最近のできごとの話です。
とある日、玄関のチャイムが鳴りました。
インターホンで対応すると、上の階の方とのこと。ドアを開けると、30代とみられる女性です。
「あの~、マンションの上の階〇〇〇号室を購入した〇〇といいます。・・・」
どうも、中国人の方のようで、上の部屋を改装工事をする予定だということで引っ越し挨拶と兼ねてご挨拶にこられたとの事でした。日本の習慣をよく知っている方のようで、隣近所にキチンとご挨拶されているようです。
意外とチャンとされてる雰囲気の方でしたが、外国人の方なので今後のトラブルなどが無いか少し心配になりました。
半月ほどして、上の階で大きな音がします。
上の部屋で入居前の改装工事が始まったようです。
結構、大きな音ですが、お互い様なのでやむをえません。
ここのマンションの管理組合の改装の規定で、床のフローリングは遮音効果のあるものにする必要がありますので、床が貼り終わるまでは辛抱です。
工事の音はするものの、2週間ほどするとだいぶ気にならなくなってきました。床を貼り終わったのかもしれません。
1か月ほどすると、マンションの駐車場にトラックが止まっていました。上の階の方の引っ越しでした。
引っ越しが済んで数日したころのこと、上からドタバタ音がします。子供が歓声を上げて走り回っているようです。遮音フローリングを施工してもらったはずですが、それでもこの音はうるさ過ぎます。天井で、右から左へ、左から右へ走っているのが分かりますし、結構な時間続いています。
流石に、これは相談に行く必要があるんじゃないかと思っていると少し静かになりました。
3日続いて同じようなような状況がありました。
これは一言相談しておかないと、後々も続いていきそうです。
どのタイミングで行こうかと思っていると、その日の夕方に玄関のチャイムが鳴りました。
出ると、その上の階の方です。
「すみません!うるさかったでしょう?ごめんなさい。子供が走り回ってしまって。」と謝罪にいらっしゃいました。
奥さんのお父さんが来て、孫のお守りをしていて、中国のいつもの習慣で走らせていたようで、日本の事情に詳しい娘さんが途中で帰宅して気付き、お父さんのこの数日の子守り状況でご近所さんを心配したようです。気を付けますのでとの事で、おまけに、菓子折りまで持っておいででした。
何とも、普通の日本人より日本人らしい気配りの方で驚きました。
あれ以来、騒音もほぼ気にならない程度で過ごせるようになっています。
ある日、3歳ほどのお子さんを連れた上の方とすれ違うときがありました。「こんにちは~!」と無邪気な男の子が元気に笑顔で挨拶してくれました。「こんにちは」と返事を返しながらその無垢な笑顔に温かい気持ちになりました。
う~ん、あの子が上の階で走っていたのか~。
しょうがないね~。これからは多分、多少走り回る音が響いても、彼のさっきの可愛い笑顔が思い浮かんで、きっと怒れないだろうと感じてしまいした。
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