お気の毒?
公開日:
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最終更新日:2025/04/15
紹介

今回は、店舗のイスやテーブルに関係ない、ある日のお気の毒な出来事2件です。
大きなクシャミの音がしました。
電車の中です。乗っている皆さん遠慮気味のようですが、音の発生源にチラチラと視線を走らせています。向かいの席の左端の男性が、鼻をすすっていましたがマスクはしています。左の仕切り側の下を向いて、更にもう一回クシャミをしました。
あ~、恐らく花粉症の方のような気がします。
今がシーズンです。ちょうど、スギ花粉の飛散が終わりかけヒノキの花粉に切り替わる頃です。
しかし、彼の隣に座っていた女性がさり気なく席から立ち上がり、他の車両の方へ歩いて行きました。そして、立っている人も数人いましたが、その空いた席には誰も座る気配がありません。
多分、クシャミをした本人の方が、よりそのことを気にしていそうです。
最近はマイコプラズマ感染症やインフルエンザなどが流行っているとのニュースも見かけますが、未曾有のコロナ禍以降、皆さん咳やクシャミの音に敏感になっている感じがします。
コロナも完全に収束したわけではないですし、新しい変異株の話も聞きます。
この時期、咳やクシャミの症状が、即コロナ罹患者とは限りません。花粉症は、ほぼ国民病といえるほど患者数の多いアレルギー症です。「私は花粉症です」と書いたプレートを首に掛けたいほど、当人は「コロナ濡れ衣感」を感じる方もいらっしゃるでしょう。
とある日曜日のことでした。駅に向かって、駅前ロータリーの上の大きな陸橋を歩いていました。向こうから20代くらいの男女5人ほどが、会話しながら歩いてきます。
その中の左端の男性が、飲み終えて空になったペットボトルを指先で器用に弄びながら歩いています。
私と行き過ぎる少し前のところで、その仲間の女性がその男性に苛立った声を上げました。
「いつまで持ってるのよ!!!」
【おいた】をした子供を激しく叱っている感じ。
叱られた男性、「いや~、捨てるとこ無くってさ~・・」
男性はペットボトルを回すのをやめて、それを左手に持ち直しながら私とすれ違い、陸橋の階段をみんなと一緒に降りて行きました。
う~ん、これは・・・。
男性は、自分が飲み終えたペットボトルをポイ捨てせずに、ゴミ箱を探して捨てようとしていたのですから、ある意味、正直で真面目な心掛けです。でも少し理不尽なほど怒られたのですから気の毒です。
怒った女性は、虫の居所が悪かったのか、ペットボトルの回転が気に障ったのかもしれません。
でも、その怒られ方に、立派な大人をそこまできつく怒らなくてもと感じながら、二人の普段のいかんともし難い力関係が感じられ、思わずクスッと笑ってしまいました。やっぱりどこも女性は強い!
私の後ろを2mほど遅れて歩いていた中年のご夫婦、先ほどの場所から20m近く離れると「さっきの女の人、きっついな~、若いのに男は尻にひかれてるで~。」と、やや振り返り気味の大阪弁のご主人。と、奥さん「ほ~ら、あんたも気~付け~や!前、階段や~で!」とバッサリ。
更に、思わず吹いてしまった、私の背中は気付かれたかも・・・!
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