ここ掘れ巳年
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紹介
最近は、犬や猫ちゃんなどのペットの動画や番組が目立っています。
密な交流や接触が制限されたコロナ禍の影響もあってか、また、癒しを求める人たちが増えた世相もあってか、ペットの可愛いしぐさなどが人気です。
年末の神社にお参りの時、とある光景を目撃しました。
とある神社の境内には、パラパラと5・6人の方が、参拝や子犬の散歩などでいらっしゃっています。
神社の鳥居をくぐって手水を終えた私は、ハンカチで手を拭いていました。
そこそこ離れたところに、ご近所の方なのか、40代前後とみられるご夫婦がリードで子犬を散歩させています。
子犬はどうもいたずら小僧のように右へ左へと忙しなく動き回っています。リードが長く伸びています。
そこへ一人の若い女性が、境内を通り抜けようとしているのか少し急ぎ足で横切りました。
子犬はグルグルと走り回り、若い女性があっと言ったときには、ご主人の持った長いリードが彼女の足に巻き付いてしまいました。
「きゃ~!」と女性が悲鳴を上げました。
子犬は小さいのですが、それでも構わず動き回っているので、リードはドンドン絞められ女性の足に食い込んでいるようで、それでもまだ走り回っています。
ご主人が慌てて子犬に声をかけながら近寄ってくると、子犬の動き回った方向が幸いしたのかリードが女性の足から外れました。
ご主人は女性に「すみません!」と謝っていましたが、子犬は捕まえていないので先へ行こうと急かしています。若い女性は謝罪を受けて「大丈夫です。」と答えましたが、細い伸縮するリードは金属製のように見えましたので、ストッキングだけの足にはかなり痛かったのではと思われました。若い女性の無事応答と子犬の急かしている状況のためなのか、ご夫婦はさも何事もなかったかのようにそのまま行ってしまいました。
若い女性は、その場でかがんで自分の足首を確認しています。近くまで来ていた私の耳には、遠ざかるご夫婦を横目に見て「もうっ!」っと呟いている声が聞こえました。
う~ん、困ったものです。私には、ご夫婦2人もいながらペットの散歩に対する配慮や、迷惑をかけた方への対応に責任感の無さを感じました。
傷んだ足が傷にならなければいいのですが・・・。
年が明け、2025年は巳年です。
蛇はひょろ長いですし「長い物には巻かれよ」とは言いますが、しかし誰もこんなリードには巻かれたくないものです。犬が苦手な方もいらっしゃいますし、小さい子供さんへ怪我をさせてしまう可能性もあります。愛犬の気持ちへフォーカスする愛情は理解できますが、外出時の散歩などは回りへの配慮を忘れない事が大事だと思います。
蛇は脱皮を繰り返し大きくなることから「復活と再生」や「不老長寿」を象徴したり、金運・財運が上がると言われています。
みなさまにとって、2025年が新たな発見と幸多き年となりますよう。
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