昇(のぼる)
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最終更新日:2024/03/06
紹介
2023年12月は、コロナ禍もあけ忘年会も賑わったようです。
まだまだコロナも完全収束した訳ではありませんが、本当のWithコロナから、そして収束へと向かっています。
以前の、会社での大人数の忘年会はコロナ禍前より減ったのかもしれませんが、仲間内の少人数での忘年会は大分多かった感じです。
今回のブログはお店のイス・テーブルの話ではなく、そんな忘年会で油断してしまった失敗談です。
年末に知り合い同士の集まりの忘年会があり、気心の知れた仲間と集い大いに盛り上がりました。お互い離れがたいのか2次会、3次会と終わる気配がありません。
誰一人帰ろうとしない3次会もやっと終わったので、帰宅するのに同じ方向の友人と2人、電車に乗りました。まだ話し足りなかったのか、電車の中でその独身の友人はもう1件付き合えとせがみます。「長くはならないから30分だけ!30分だけだから!!」 しょうがない奴だな。私も旧知の友人だけに、終電近くまで付き合うことにしました。
電車1本で帰れる駅で降りると、小雨が降っていました。帰りの事を考え、コンビニで傘を買い、4次会目の店に入りました。
あれほど話したのに、友人の話はまだまだ底なしです。コロナ自粛もあり会わなかった1年の間に色々あったようです。
会話に気を取られ、ハッと気付き時計を見ると、終電ギリギリです。慌てて友人に多めのお金を渡すと、「良い年を~~!」とバタバタと店を出ました。走って駅に着き、次の電車の時刻表示を確認しました。あっちゃ~、一足違いでもう出発していました。他の接続路線をスマホで検索しましたが、終わっています。
どうしたものかと頭を抱えながらノロノロと先ほどの店に戻りました。奴はいません。店の人に聞くと私が出た後、すぐ帰ったようです。携帯へ電話をしましたが使われていませんのアナウンス。そういえば彼は迷惑メールなどでつい最近、携帯番号を変えたと言っていました。その番号も聞きそびれていました。
どうも、やられてしまったのか、やってしまったしまったのか・・・。
翌日はできれば外したくない用事もあって、結局は都内からの長距離タクシーしか選択の余地がなく、かなり出費の多い忘年会になってしまいました。
しかも、最後の店の店員さんに教えてもらった、彼が向かった方向に傘をさして、確か彼の住まいはこの駅の近くだ・・・と、深夜にウロウロ。挙句は道に迷ってしまい、路面の路側帯に足をとられて転倒してしまいました。4次会までこなして酔ったうえに、深夜に小雨で足元の悪い中、傘を差して両手もふさがっている状態ですので、起きるべくして起こったのでした。結局、指を怪我したうえに頬も擦ってしまいました。
何とも泣きっ面に蜂の踏んだり蹴ったりでした。
翌日、傷む手をハンカチで巻いて、すり傷の顔面を押さえながら、行きつけの整形外科へ。いつもの先生から笑われそうだなと頭をよぎりましたが背に腹は代えられません。しかし、その頼みの病院が定休日だったのには、運の悪さがまだ続いている事に凹んでしまいました。仕方がないので、その先にある初めての整形外科で治療してもらうことにしたのでした。
2024年は辰年! 勢いのある年と言われています。
コロナ禍を乗り越え、大いに期待される年ですね。昨年末はおそらく浮かれて「うさぎ」のように油断して飛び跳ねてコケたのでしょう。
願わくば、勢いを付けて下へでなく、上へ「昇竜」でお願いしたいものです。下へ(地面)コケて治療の後のヒリ付く顔面をマスクでカバーしながら「昇」を祈願する初詣で新年を迎えたのでした。
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