座りやすい事務椅子で効率化!
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最終更新日:2018/09/07
紹介
私が運営している業務用家具とは若干違う事務椅子についてです。
オフィスの事務イスについて腰が痛くなるとか、疲れやすいとかをよく聞きます。ほとんどの企業の場合、利益を確保するためできるだけ経費を押さえ事務所備品などにかける費用は後回しになるものです。社員が使用する事務椅子は破れたり壊れたりしない限りはなかなか予算が回ってこないのが一般的です。
しかし、特に事務所内で長時間に渡って日々業務をされる事務職・技術職の人は事務椅子の良し悪しは大変な関心事です。
あるコールセンターに務めている女性が言っていたのは、「1日、椅子に座ってお客様の電話対応をしていると、肩が固まり腰が痛くなって帰る頃は体がボロボロです。休憩は定期的にとれるけど、椅子の座り心地が悪くて腰が痛くなって最近足がしびれるようになりました。長く続けていける仕事じゃないですね。次の仕事を考えてます。」とのことでした。また、別の人は「私もこの仕事はじめて腰が痛くて、マッサージに通ってるけど、お客様との会話中に痛みで集中しずらいのよね。」とのことです。
会社の「経費の節減」は、その職場で使用する什器・備品を安く抑えるという「目に見える費用ロス」に目が行きがちです。しかし、劣った労働環境での優秀な人材の「早期退職損失や能率低下ロス」の重大さに気が付いている人が多くないのは残念なことです。
座り易い椅子や疲れにくい椅子は当然、通常の数千円の椅子より高額です。企業としては購入には足踏みしてしまうところでしょう。しかし、快適な椅子を使うことで気持ち良く仕事ができ「早期退職損失や能率低下ロス」が少なくなることは、優秀な人材確保にお金を費やすこと以上に値することのような気がします。何よりモチベーションも違ってきますね。
以上のような一時的な経費削減での多くのマイナスと、時間と費用と苦労を掛けて獲得し育った優秀な人材が、リラックスして仕事ができることによって「能力を十分に発揮して効率的に業務ができ」、「長く会社に貢献してくれる」プラスとの違いの差は、企業にとって十分に再考に値するのではと思います。
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