脅威のコンビニ
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最終更新日:2018/09/07
紹介
近くにあるコンビニにイートインコーナーができました。何だかカフェにいる気分でうれしくなりました。
初期のコンビニは、ちょっとした食料品や生活雑貨品を駅や人通りの多い場所で便利に買える店として人々に受け入れられました。
現在では、それが益々進化し、さらに品ぞろえをより利用頻度の高い商品を厳選したり、人々の生活スタイルを研究した商材を提供する店に変わってきています。物売りにとどまらず、銀行機能・荷物の受渡機能・チケット予約や市町村の各種証明書の発行までやるようになっています。
コンビニは、立地条件にもよりますがイートインコーナーの併設に力を入れているようです。
消費者にとっては、利用しやすくなり、買ったコーヒーやお弁当をイスに座ってゆっくり食べれるし、夏や冬や雨のときなども中で待ち合わせもできるし、ときには打ち合わせや事務作業に使う人もいるようです。イートインのカウンターには、ノートパソコンの電源まで設置しているところもあります。夜の7時や8時頃になると、コンビニでつまみとビールを買ってチョイ飲みをやるサラリーマンの姿も見かけるようになりました。
コンビニは、そんな方達がいままで利用していたカフェやファーストフード、飲食店の強力な競合相手になってきているわけす。
さすがに都心では無理かもしれませんが、地方ではマンガまで棚に置いてほとんどマンガ喫茶感のあるコンビニも出きているようです。
どこまでコンビニは進化するのでしょうか?
コンビニは、ただの便利な買い物先にとどまらず、人々が集まる場所を提供する存在を目指している感があります。
勿論、コンビニはあくまでコンビニです。しかし、一方の専門のカフェや飲食店は、コンビニとの圧倒的な違いをきちんと打ち出し、その価値観をお客様に感じていただく努力をしないとお客様を少しずつ減らしていくことになるのではと危惧しています。
今や、飲み物や食べ物の味でもコンビニは馬鹿にできないクオリティになってきています。イートインコーナーの内装やイスにも以前のコンビニ感を感じさせない店舗用のイスを設置してきています。
3年後のコンビニがどう変わっているかを本当に当てることができる人は、いるのだろうかと思うこの頃です。
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