アシスト
公開日:
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最終更新日:2022/02/14
紹介
巣籠りでの運動不足解消や気分転換などの為に、TV体操や散歩をされている方も多いのではないかと思います。私もコロナ禍前から、たまに散歩をしていましたが、最近は以前に比べ散歩する方が急に増えたのを実感します。
近場の大きな川に沿った土手の道は、自分のペースでゆっくり歩く老齢のご夫婦、速足で歩く人、またランニングをする方、それぞれです。自転車に乗った方も歩行者に気を配りながらペダルを漕いでいます。川では釣りをする方もチラホラ。
中には、リードに繋いだ小犬に引っ張られて、散歩させてるのか、させられているのかという方も・・・。
今回は店舗のイスやテーブルとは関係なく、そんな散歩中にもよく見かけるようになった電動アシスト自転車の話です。
最近、電動アシストの自転車がよく走っています。気分転換の為というより日常生活にとって便利で、脚力の弱い高齢の方や主婦の方にもとても人気です。買い物や子供さんの送り迎えなどには便利ですね。しかし、問題も多くなってきています。
先日、買い物を済ませ車で帰っているときのこと。十字路の信号で停車していると左から中年の女性がアシスト自転車で通り過ぎていきました。その少し後ろからワンボックスの車が過ぎていきました。信号が変わり、私も右折してその後を追う感じになりました。
少し先の進行方向は、緩い上り坂です。先の上り坂の途中で、左の路肩に車が駐車しているのが見えます。丁度その近くに先ほどの自転車が通りがかっていました。すぐ斜め後ろにワンボックスが迫っています。女性の運転する自転車は、上り坂でスピードがかなり落ちて、斜め後ろのワンボックスをやり過ごす為、駐車中の車のところで一旦止まって自転車を降りるのかと思いきや、全く前後左右を気にする様子なく、右に急ハンドルを切り道路の中央をかなり超えました。
「危ない!」っと、私も運転しながら一瞬声が出ました。すぐ斜め横近くまで来ていたワンボックスも、右へハンドルを切りながら急ブレーキです。
軽い上り坂が幸いしたのか、かろうじてギリギリでぶつからずに済みました。
車がもう少し進んでいたら、間違いなく事故になっていたでしょう。
そんな状況だったのに、アシスト自転車は全く気にした(気付いた)様子もなく、そのまま運転して坂を上っていきました。
ちょうどその時、坂の向こうから対向車がきました。急ブレーキで道を塞いでしまった格好のワンボックス車は、少し後ろに下がって、道をあけました。
対向車は4台5台と続きました。当然、ワンボックス車も用心して間を開けておけばよかったのでしょうが、もし、もう少し早くあの対向車がきていたらと思うとゾッとしました。
車やバイクなどは、急には止まらないので、危険です。バイクや車のドライバーは、右にハンドルを切るときは、必ずミラーで右斜め後ろとサイドを確認するよう定められています。
しかし、電動アシストの自転車は免許が不要なので、車やバイクなどのように走行中の危険な運転や事故が起きやすい場面などの危険知識や学習機会が少ないため少し心配ですね。
とあるニュースで、横断禁止の直線道路を悪い雨の日の夜に、近道をしたかったためか歩行者が強引に渡り、通りかかった車が急ブレーキ・急ハンドルの為に事故を起こし、ドライバーだけが重体になった事件があったとのことです。このケースでは道路交通違反で歩行者側が罪に問われる事になったようです。事故は、どちら側が悪いとかではなく、車やバイクのドライバー、歩行者・自転車運転者などのお互い双方にとって不利益であることは言うまでもありません。ドライバー自身も自転車を運転するときや歩行者側になるときもある訳ですから、マナーを守りたいですね。
電動アシスト自転車のメーカーは、車の免許証を持っていない方などが購入される場合、無料の講習会などを開いたり、交通安全の知識もアシストしてくれるのもいいのではないかと感じました。
アシストは案外、裏方の仕事のイメージで見過ごされがちな傾向ですが、サッカーの場合には、アシストが正当に評価されています。
2022年がスタートしました。
今年のコロナ対策こそ、ナイスなアシストがもっともっと欲しいですし、ナイスな場合には評価して(話題にして)ほしいところですね。
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