荷物の分納
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紹介
「運送業界の2024年問題」が話題になっています。来年の4月1日から自動車運転業務の労働時間に法律で上限がもうけられ制限されることになるからです。近年のドライバー不足の中、ネットでの取引が急激に増えた結果、慢性的で深刻な運送業界の労働環境や長時間労働を解決するためのようです。
長時間労働での観光バスや長距離バスの事故、大型トラックの事故など、ドライバーの労働環境問題はニュースでも取り上げられていました。
しかし、運送業界の労働時間制限は、運送業界自身にとっても決して良いことばかりではないようです。運べる荷物の量が減少すれば、当然収入も減少になります。2024年問題がもたらす影響は、多くの、というより全ての業界に大きな影響をあたえそうです。
「昨日入荷の予定の荷物が、まだ届いていないんですが・・・。」
搬入を依頼している下請け業者から午前11時頃、電話がありました。「テーブルは届いてるんですけど、イスがまだ届いてませんよ。明日、納品ですよね!」とのこと。
ヤバッ!!! すぐに、出荷予定先の工場担当の携帯へ直接連絡しました。携帯のコール音が10回程鳴って、やっと出てくれました。「もし、もし・・・。」しわがれて弱々しい声が聞こえました。違和感を感じて「どうしたの?」っと私。「体調を崩したんですよ。今、寝てるところです・・。」
不安を感じた私ですが、未着荷物の話を聞くと出荷日を勘違いしていたようです。でも、商品はすでに出来上がっていて、梱包も済んでいて出荷するばかりになっているとの事。幸い、納品時間は明日の20時です。今日出荷してもらえれば、遅くとも明日の夕方には届くので、ギリ何とかなりそうです。
工場の別の担当から電話させますと言う体調の悪そうな彼との電話を切って、状況が確認できた私は、搬入業者に連絡しました。すると、「明日着か~~。」少し困った感じ。どうも、明日が土曜日なので荷受けに問題があるようです。「運送会社留めで、こちらで引取りがいいですね。」と彼。つまり、送り先を変更する必要があります。
すぐ工場へ連絡しました。すると、病気の担当から引き継いだ別の担当者、「分かりました。しかし、荷物は2社に分けて送らないといけません。2か所に引取りになりますよ。」との新たな問題発生。
そうでした! 数年前から一般路線便での送りは、荷物の個数が多くなると、同じ運送会社の場合には2日に分けるか、2つの運送会社に分けて出荷しないといけなく(分納)なっています。それは、運送会社が近年の荷物の増加に対応する為、少数のお客様だけに偏らず多くの荷主さんの荷物に対応できるように知恵を絞った結果の処置のようです。
結局、今回の件は運送会社を色々当たって、とある1社の運送会社の特異な事情もあって、頼み込んで全て持って行ってくれることになりました。
週明けの月曜日の朝、その搬入業者から無事に土曜日に納品が完了したと結果連絡がありました。
やれやれと胸をなでおろしたものでした。
最近はマスクを着けない方が増えました。私も最近はマスクを着け忘れることがたまにあり、近場のコンビニに無言の買い物に行くだけだと、「まあ、気を付ければいいか」という時もありました。しかし、各地で感染者数がじわじわと増えているようで、第9波が始まっている可能性があるとの政府分科会の発表もありました。身近な人たちが、コロナに感染したということを最近頻繁に聞く度に、ハッとします。確かにコロナ禍は終わった訳ではなく、本当の「with コロナ」に移行しただけなのだということに思いを新たにします。
コロナ禍での各種規制も解除され、訪日客も増えました。店舗のイス・テーブルの業界も忙しくなってきています。しかし、安心しすぎると今後も思わぬトラブルはあるでしょう。油断大敵ですね!
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