消化不良
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紹介
イスやテーブルをチョイスするときのことですが、各メーカーのカタログ写真では、イメージや寸法バランスの合った小イスとテーブルがセットされています。その掲載セットで購入することは、メーカーとしては推奨している事でしょうが、業務用のイス・テーブルの場合、実際の各現場では、色合いや形状デザインのイメージが合いにくいケースが多いものです。そんなケースの時、小イスとテーブルが別のページのものや、メーカーも同じメーカーではない取り合せにするケースが頻繁に発生します。
その場合、イメージとしては最適と思えるても、イスとテーブルの高さバランスがあまり合っていない場合や、実際には使用しずらい取り合せがあったりします。
以前もそんなケースがありました。
お見積依頼とご注文は、設計の方がご自身でセレクトされた箇条書きリスト表のみで決まりました。どのイスがどのテーブルとセットなのか不明です。テーブルが少なかったので、もしか、他で手配のイスとセットになっていたり、テーブルもご注文いただいているイスとは異なるセットの可能性も考えられました。
今回、現場が都内の施設で、搬入・設置までをご希望でした。
そんな、とある施設のイス・テーブルを現場に納品のときのことです。ご注文いただいた設計のお客様ご自身が急な用で、現地に立ち会えなくなり、施設のご担当者様のご指示に従って設置するということになりました。ご担当の方の指示に従って、イスとテーブルをレイアウトしていきます。のっけから作業員に指示したベンチとテーブルに何となく違和感を感じました。う~ん、テーブルは4本脚ですが、ベンチに座りにくそうです。「もう少し、座りやすいようにイスとテーブルの間を開けようか。」と指示しました。「そうそう、150mm強くらい開けよう。」でも・・・何か気になる!座ってみました。う~ん、イスが低いというかテーブルが高いというか・・・。テーブルH700に対しベンチのSH390は・・・。カウンターのイスも脚をカットして納めたかったな~。現場の造作のカウンターHが930でできているので、SH:700は使いづらそうです。
確かに、使えないことはありません。雰囲気も悪くありません。でも、テーブルやイスの脚をカットしたほうが、どう考えても快適に使えると思います。
ご注文の指示通りの商品ですし、ご注文をいただいた当の設計の方もおられませんので、施設の担当の方にも不用意にコメントできません。一応、設計の方には、納品が完了した段階で、懸念点も含めご報告しました。やはり他で手配したテーブル・イスも後で入れられるようで、しばらく使ってもらって様子をみてみますとのことでした。
ネットでのご注文の場合、お客様のほうで、色々検討されて必要な商品をご購入されます。変な違和感がない限り、また、ご質問がない限りは余計な詮索を販売者側から問合せすることは避ける傾向があります。しかも、設計などのプロの方からの案件ですとなお更です。今回は、結局はそのままで納まったのでしょう、その後、何の連絡もありませんでした。
今回のような仕事の後は、いつも、どうにかできなかったのか、と消化不良なもどかいしい感覚を覚えます。
先日、新型コロナワクチンをかかりつけの病院で2回目接種を終えました。最近の急激な感染拡大が気になっていましたので、接種完了後、何となく安堵感と解放感を覚えました。
接種していただいた先生に、ほっとして「これで終わりですよねっ?」と思わず口をついて喋っていました。すると「さあ、3回目も必要かもしれないよ!」っと先生。モヤッとした気分に逆戻り。・・・そうか、ブレイクスルー感染があるか~。まだまだコロナとの闘いは続くんだなあ!
ホッとした私の心は、どうも「消化不良」を起こしたようです。 ドンマイ!
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