*

やっぱり、焼肉はいい!

公開日: : 最終更新日:2021/04/08 紹介


 やっと、緊急事態宣言が解除されました。
でも、コロナウィルスが無くなったわけではありません。
最近は、だいぶ下がった新規感染者数もリバウンドが心配されています。

 飲食業界は営業時間の制限がまだ続いていますので、売り上げはかなり落ち込んでいて新規出店どころではないでしょう。そんな中で、今、開店する飲食店では、焼肉屋さんは例外なのか出店も多いように感じます。勿論、他の業態の出店が激減しているので、焼肉屋さんの出店が目立つのもあるのでしょう。
 よく言われるのは、無煙ロースターの排気が、コロナの換気対策として有効だと言われます。確かに、対面式で座っても人の関心の向いてる肉の焼けるロストル部分で吸気が発生している訳ですので、もし対面からエアが発生しても自然と、中心の焼けている熱い焼き口のサイド部か上引きのダクトへ吸われる理屈になります。空調の専門家ではありませんが、効果はありそうに感じます。当然、無煙ロースターを設置してない焼肉屋さんではそういうわけにはいきませんが。

 ある番組で、とある焼肉のチェーン店が、閉店時間を夜の8時や9時へ短縮するかわりに、早朝の7時から営業をやっていて人気だとのニュースをやっていました。
一人焼肉を、朝から利用する人も多いようです。以前は、朝から焼肉は考えられませんでしたが、遅くまで仕事をされて、早朝の帰りに焼肉という方もいらっしゃるのかもしれません。
世の中は、自粛のため、営業時間を減らしているお店がほとんどの為、早朝から開いているお店が少ないのを逆に狙ったお店側のアイデアかもしれません。店舗のベンチシートも他からの飛沫防止目的のハイバックにするとかの案件が増えてきたのも対コロナを生き残るデザインの表われかもしれません。少しずつ、新たな変化も感じられる気がします。

 先日、浮かれることなく、マスクなどの感染対策に気を付けて、知人も含めて4人で久しぶりの焼肉屋さんに昼食に行きました。
やはり焼肉は人気なのか、お客様が意外といらっしゃいます。お店は、多少の入場制限をしているようですが、無事に席に案内してくれました。
一人焼肉を楽しんでらっしゃる方も数名おられます。
自宅での焼肉は、たまに食べてはいますが、このようにお店で色々な部位のお肉やデザートなどを食べるのは、昨年の夏以来です。
ドライブがてらのロードサイドの郊外店でしたので、アルコールは控えましたが、飲みたい気分でした。ここの焼肉屋さんは、幸いにもテーブルの奥行も広く、会話も控え目トーンに努めましたが、ベンチに普通に座っていると、そこそこ対面の人との距離感もあり、対飛沫的にも安心感がありました。
 久しぶりの無煙ロースターでの焼肉は、やっぱりいいですね~!参加メンバーもニコニコ顔で、口へほおばり、とても嬉しそうです。テンションUPになりそな会話を懸命に控えながら、次々とお肉の載ったお皿を平らげ、新しいお肉を即オーダーです。~~~こいつらの胃袋は穴が開いてるのか?
 「いや~、食べた食べた!」とみんな大満足です。
お腹いっぱいに食べ過ぎたせいで、車に乗り込むのもつらそうです。出発すると、一番食べていたメンバーが、路面の小さな凸凹を車のタイヤがひろって揺れるので、マスク越しの口とお腹を抑えて、「あまり揺れないように走ってよ~」の声の切実感に、みんな大笑いです。「やめてくれ~!お前が笑わせるから、俺の方が腹が痛いよ!」と、更に笑いが続きます。
ベジタリアンの方には申し訳ないのですが、私達メンバーには、なんとも、焼肉という食べ物は気分を明るく元気にしてくれる食べ物のようです。

 季節は、桜も早めの見納めシーズンです。
昨年に続き、2回も大好きな花見自粛は残念な限りです。来年の桜は、ぜひ、仲のいいメンバーとお酒を傾けながら心置きなく語うことができることを願うばかりです。

関連記事

最大化と最小化への思索

今回もイスやテーブルなどの家具とは関係のない話です。 最近、宇宙の話題が増えています。ゾゾタウン

記事を読む

クレーム?

 お世話になっているお客様から2か月前に納めさせていただいた現場の件で、慌てた様子のお電話をいただき

記事を読む

ボルトとナット

 店舗用イスの業界もコロナ禍を乗り越え、忙しくなってきています。廃業していた空き店舗、休業

記事を読む

イスのメンテナンス

 コロナウィルスには、どの業界も参りますね。 日本の各企業が中国からの荷物が止まってしまい

記事を読む

2つのウィルス

 自粛の生活にももう限界だ、という方も多いことかと思います。私もご多分に漏れない一人です。

記事を読む

店先の飲食

 新しい年が始まりました。初詣や帰省の交通機関も、今年はとても混雑していました。  

記事を読む

インバウンドとリピーター

   業務用家具の業界では、この10月後半から11月は、今までの月と違い急な忙しさでバタバタでした

記事を読む

テーブルとイスのバランス3:応用編

 前回のブログ「テーブルとイスのバランス2」では、テーブルとイスのバランスの標準的な考え方をお話

記事を読む

変わり続けるということ

 「お~。このマグロ丼、うまいね。魚が新鮮だね!」 先日、九州出身の友人と昼食を海鮮料理の店で

記事を読む

飲食業界のワールドワイド化

 カフェ業界では今や国内外のカフェチェーンが入り乱れて、一大カフェ戦争になってきています。 既

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

戻らない

 時期的に桜の話題で盛りあがっています。日本では四国が一番早

デザイナーズ家具

 最近は、有名デザイナーの家具やチェアのデザイン意匠権が切れ

昇(のぼる)

 2023年12月は、コロナ禍もあけ忘年会も賑わったようです

no image
祈り

 令和6年能登半島地震により甚大な被害に見舞われた多くのご家族・被害者

助言

 店舗イスの業界ではコロナ後の動きがジワジワ出てきた感じです

→もっと見る

    PAGE TOP ↑