秋深し・・・
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最終更新日:2020/11/18
紹介

先週、避けられない家事用で北海道に行く機会がありました。
コロナ禍で、羽田はそこまでは混んでいないかと思っていましたが、意外と多かったのに驚きました。GoToキャンペーンが10月から始まった影響か、羽田からの便は、ほぼ満席のようでした。
ウィルスをまき散らすとの批判もありますが、経済も心も少しずつWithコロナで乗り越えていくにはやむを得ないかもしれません。
この時期は、春の桜前線が日本列島を上っていくのとは逆に、「紅葉前線」が下ってくる時期です。北海道はもう紅葉シーズンを迎えています。移動の電車の窓から見える景色は、黄色や赤に色付く木々が美しく、時間を忘れてしまいます。
紅葉は、1日の昼と夜の寒暖差が10℃以上大きく、最低気温が8℃以下に下がると葉が色付き始めます。そして、その天気しだいでは一気に進んでいきます。モミジやイチョウ、ハゼノキ、ニシキギ、ナナカマド、ブナなど美しく色づき私たちの目を楽しませてくれます。
以前のブログでも書かせていただきましたが、家具に使われる木は広葉樹が多いものです。よく勘違いされる事があるのですが、広葉樹は葉が散ってしまい、針葉樹だと1年中葉が散らないので、家具には葉が散る木だけを使っているんでしょ?と聞かれることがあります。葉が散る散らないは落葉樹か常緑樹の違いで、広葉樹にも針葉樹にも葉が散る木や散らない木があります。
何にしましても、私達店舗の家具の業界の者にとっては、目で癒してくれ、仕事でもお世話になる木々たちは、感謝以外にはない大切な存在であることは言うまでもありません。
翌日、見事に色付いたイチョウの木を、その美しさへの感嘆と感謝に近い思いを抱きながら、街中を歩いていました。スーツを着た40代くらいと見える、体格のいい背の高い男性が、道路わきでスマホで誰かと話をしています。最初は少し離れていたので何か話しているくらいしか分からなかったのですが、すぐ横を通ったとき反対側を向いて話している、甲高い裏声のような会話の一部がふいに耳に飛び込んできました。「・・・。ぼく、今、赤ちゃんモードでしゅ~~・・・」 うんっ?!私も反射的に彼のほうに目がいきました。人の気配を感じたのか不意に振り返った彼と目が交錯しました。「・・・・・・」 何と間の悪いことか! そのまま通り過ぎた私の背に、咳払いしてバツの悪そうな低いトーンの彼が話し始めた声が聞こえてきました。
恥ずかしかったね!知らない人には聞かれたくなかったね!
私は頬と喉・腹をピクピクさせながら、笑いを必死にこらえて足早にその場を離れました。
今年は特に、3密にはなりにくいアウトドア系は人気となっているようです。
紅葉狩りもそうでしょうが、キャンプやグランピング、釣り、ガーデニング、自転車などなど屋外で自然に癒されるのにはとてもいい時期ですね。カフェやレストランなども店外にイスやテーブルを置くと換気効果もあり、利用されやすい傾向です。
来年の3~4月頃には、対コロナのワクチンが出ると言われています。それまで我慢するしかないですねと、よく聞きます。しかし、今しかないこの秋。「読書の・食欲の・スポーツの・・・・秋」です。以前よりも大分、コロナウィルスのことが分ってきました。「自粛」といわれると、自宅や一定の場所にこもって過ごすイメージで、食べる事も読書もいいのですが、3密や予防の対策を取っていれば、適度に外出して屋外で過ごすのは、精神衛生上にとってもいいのではないかと思います。
マスク・小まめな手洗い・消毒などは当然で、十分な対策を取ったうえでですが、今の目の前の秋を楽しむ方法はいくらでもあるのではないでしょうか?
「秋深し、隣は何をする人ぞ」・・・案外、隣の人も楽しくスマホで「赤ちゃん?」とお話しているかもしれません。もし自分の場合には、くれぐれも誤解されないよう周りには気を配りましょうね。笑!
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