オイルフニッシュ塗装
公開日:
:
最終更新日:2018/09/07
紹介
自然にやさしい塗装の仕上としてオイルフィニッシュ仕上というのが、最近よく取り上げられています。この塗装はテーブルやイス、他家具などの木がウレタンやラッカー塗装などの 塗膜でさえぎられず、木が自然本来の状態で呼吸をします。長く愛着のあるぬくもり感で経年 してゆく家具の表情は何とも歳月の奥深さと風格すら感じさせます。
愛情を持って、小まめに手入れをすればその家具がそれに応えてくれるわけですね。
しかし、自然の状態の木ですから、水分などすぐに吸ってしまいます。醤油やコーヒーや油分などをこぼすと、ほおっておけばすぐ染みになってしまいます。かならずコースターやマットなどを置いて使用しましょう。また、幅広のビニールマットを長期間敷いておくとカビが発生することもあります。小まめに手入れして適度な間隔で専用のオ イル溶剤でメンテナンスが必要です。
先日たまたま見たヤフー知恵袋でオイルフィニ ッシュ塗装のテーブルの相談記事があり、数日前に回答が締め切られていました。相談者はウレタン塗装の塗膜ツヤがいやで、回答者がオイルフィニッシュを勧められていました。前述のように、オイルフィニッシュはとてもいいのですが但し、面倒くさがりの人や店舗・飲食店などには、メンテナンスが大変ですのであまり向かないでしょう。
最近やっと知られてきていますが、 ウレタン塗装にも、ツヤを通常より120%や150%消した仕上が可能です。そのくらい消 した塗装ですと塗装独特の塗膜感があまりなくオイルフィニッシュ風(あくまでオイルフィニッシュ風ですが、結構自然な感じ)に仕上ります。当然、木の凹凸が出ます。表面にウレタンの塗膜が乗っていて 汚れは付きにくいですので、お店の方やメンテナンスが面倒な方にはお勧めですね。
勿論、キコリで作ることもできますのでご希望の方はご相談ください。
関連記事
-
テーブルの油汚れをとるには
イスの注文を頂いたチェーン店の店長様から相談を受けました。 既存のテーブル天板の油汚れが
- PREV
- キコリいいニャン!PR
- NEXT
- 高齢者施設の家具