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知って得する家具の買い方

1、3月、12月は、業界が多忙な時期です。
 オーダーが集中するため、その時期に購入予定の場合は、早めの
 見積集めや担当への準備連絡がお勧めです。欲しい家具が、
 待たないと買えないとか、あまり安く買えないとかが出てきます。
 逆に、1月、5月中旬は、比較的にヒマな時期になります。

2、当たり前の話ですが、オーダーする数量は、多過ぎず少な
 すぎず。※少な目に注文しておいて足りなかったら追加すればいい、という話を
 よく聞きますが、予算や納期の関係上やむを得ない場合はともかく、追加注文は、
 経年による日焼けや、ロット違いにより既存品と色が合わなかったり、
 廉価な商品は送料などで意外と高くついたりします。

3、ベンチシートは、オーダー注文でも思ったほど高くならない場合が多いです。
 物にもよりますがベンチシートは、一般的に受注生産が多い(例外も有り)ため
 オーダー注文でも意外と思ったより高くなりにくいです。
(※張生地は定尺のため、ベンチのH高さ・D奥行の変更は注意。)

4、張替えがいいか新規購入がいいかは、基本構造部の痛みや
 グラ付きがあるかどうかは重要な判断目安です。基本構造部にグラ付き
 があると各パーツに分解して組みなおさないと改善できない場合が
 多いため、新規に購入したほうがとても経済的である可能性が高くなります。

5、使用場所によりますが、ソファの前下部は床からH60以下
 に張り生地が無い造りのソファにするほうが後でメンテが楽です。
 (靴のかかとなどをぶつけ易く、張生地が破れたりヨゴレ易い。)

 

6、ベンチシートと対面で使用する小イスをセットする場合、よく残念に思う事例を
 見かけます。ベンチと小イスの座高(SH)が違い過ぎて、お客様が対面の人と会話
 しずらくされていたりします。小イスだけをオーダーされる場合はベンチのSHに
 できるだけ近いものを選びましょう。通常、複数のご来客の場合、奥の席に目上
 の方や上司・お客様が座られることが一般的です。手前の席の方がその方たちより
 あまりに「高すぎる」目線はお互いに多少居心地が悪いのではないでしょうか。
 小イスによってはSHが高すぎれば、カットも注文時に頼む(有償)ことができます。
 相談されたらいいと思います。

 

7、カウンター天板が厚い場合(t:100以上など)カウンターイスの座高(SH)に
 問題が出やすいので注意しましょう。  カウンターイスのSHはカウンターHから
 約280ぐらいの位置が一般的です。低くし過ぎると肘をついた場合、肘脇が大き
 く開いてきて座りにくくなります。逆に低くしないと、ヒザが多少入りにくく
 なってきます。

 

8、最近のイスは以前より大分、座り心地にも気を付けるメーカーが増えています。
 しかし、イスの座り心地は実際に座ってみないと安心できないというのも無理
 からぬところだと思います。注文予定の数量が多い場合は、現物サンプルを出して
 くれる場合があります。そのようなときは、キコリへは、一応ご相談ください。


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※以下、気をつけたほうがいい事例を挙げました。
 事例によっては、使用目的や考え方にもよるものもありますので、
 あくまで参考にご覧下さい。

【イス】
・キャスター付きイスの注意点

 床が、大理石やフローリングなど硬い床の場合、キャスターがよく転がってイスが
 安定しなかったり、立ち上ったときに軽く押しただけで、大きく動いてしまいます。
 気づかずに座ると転倒して危険です。

 形にもよりますが、サイズの小さな丸スツールにキャスターは不安定で不向きです。

・イスに足載せが付いているのでテーブルやカウンターにはいらない?
 よく言われることですが、イスの足載せに足を乗せて長時間はつらいものです。
 時には、足を前に置きたくなりませんでしょうか?そんな時、テーブルやカウン
 ターに足載せがあれば、よりリラックスして座れると思います。

・例外もありますが、業務用イスの足先には基本的にプラパートが付いていません。
 一般家庭用では付いている場合がありますが、業務用の場合、床の条件がフロー
 リングや大理石・畳など、色々なケースが考えられるからです。木先など、
 そのままの場合がいいケースもあります。タイルカーペットなどで、座るときの
 イスの出し入れ時の足先がひっかかっるとか、大理石の床でカタカタ音が気になる
 場合もあります。床の条件によってプラパートの素材を検討する必要があります。
 事前に相談されていたほうがいいと思います。

【テーブル】
・テーブルのキズ防止
 新しいテーブルを使うときは、使用する食器などの器は、必ず置く裏面(底)を
 サンドペーパーなどでみがいておくことをお勧めします。食器をテーブルの上で動かす
 たびに、塗装仕上げの天板などは特にキズだらけになる可能性が高い為です。

・天板のメラミン化粧板について
 下記、ご存じの方には常識かもしれませんが・・・。
 耐熱や丈夫さ、また予算の問題などで天板にメラミン化粧板を使う場合が多々あり
 ます。表面に光沢のあるメラミン化粧板を選ばれているケースがありますが、基本的
 に光沢のあるものは壁や什器の側面などの縦の面に使用するもので、キズも付き
 やすくテーブルTOP面には向きません。気を付けましょう。最近は指紋などの
 ベタベタの跡が付きにくいものやビンテージ感のあるメラミン化粧板も出ています。
 小さな見本帳のサンプルだけでなく、尺角サンプルも無償で取寄せられます。
 一度チャレンジされてみては・・・。

・テーブルのアジャスターの調整
 面倒ですが最初は4箇所を全て締めてから、ガタ付きを調整するようにしましょう。

 アジャスターがはずれて無くす予防にもなります。
 調整の不要なアジャスターもあります。(調整は1個3mm程度、左右で6mmの
 ガタ付きまでです。)数量が必要ですがアジャスターのみ購入可能です。

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■ご相談につきまして

・ネットでのショッピングは、必要以上のメール・過度な営業PRはあまり好きでは 

 ない方もいらっしゃいます。 当ショップでは、ご相談につきましては、ご要望・ご

 相談のあったお客様は別としまして、適当と思える状況のとき以上には、過度なメール

 やご連絡を控えさせて頂いていますので、ご安心してショッピング下さいませ。

 (※納期が長くかかる商品をご注文頂いた場合、ご安心いただくため、経過ご連絡させ

 ていただく場合があります。)